住友金属鉱山様:430年の伝統と挑戦の風土を継承する女性活躍セミナーを開催

SHARE

住友金属鉱山株式会社様にて、一般職向け女性活躍セミナーを開催しました。 

同社は1590年(天正18年)に創業、430年以上の歴史を持ち、海外にも複数の鉱山権益を保有する非鉄金属のグローバルカンパニー会社です。 

住友金属鉱山では人事部内に2012年に「女性活躍支援グループ」を開設、2017年にダイバーシティ推進室を開設し、積極的にダイバーシティを進めてきました。 

2030年のありたい姿のKPIとして①女性管理社員数50人を上げており、一般職からも女性管理社員を輩出すべく、日々取り組みを行っています。 

しかし一方で、「目先の業務に追われる」「将来が描けない」「自分の意見を言う機会がない」などの課題が上がっており、一人一人が自律したキャリアを描く風土の醸成が課題となっていました。

これらの課題を踏まえ、一般職社員全体の底上げ、そして意欲のある一般職の引き上げを目的としたセミナーを企画しました。

住友金属鉱山ダイバーシティ推進室の皆さま

 

セミナーは本社女性一般職社員を対象に、2回に分けてZOOMにて実施。「人生を新しいステージに導く/ワンモアステップの始めかた・続けかた」と題し、代表の平からの講演・パネルディスカッション・グループディスカッションの構成で企画しました。 

自分の現在地を自分自身がきちんと評価し、ひとつずつ実績を積み上げていくことが、キャリア自律や管理社員への道に一貫して繋がることを伝える構成としました。

セミナー後の参加者の声

多くの部員が自席から動かず「待ち」の姿勢。この受け身のマインド変えるために、まずは自分が行動したい。
昨年、受講したときは自身の環境に取込むには正直、話が漠然としていて抵抗がありましたが、今年のプレキャリア塾では「「自分なりの」一歩の積み重ね」という言葉にとても共感できました。
ワンモアステップという考え方で、ハードルが高く感じられていたことが、もしかしたら自分にも何かできるかもしれない、今までも少しはできていたのかもしれないという風に感じられたと思う。
講師の平様のお話が非常に明快で聞きやすく、仕事だけではなく多角的な視点に立ってキャリアは積める(積んで良い)事を改めて実感できた。先輩社員の方々の話も具体的だったので「自分事」として考え始める良いキッカケになった。
正直、最初は他人事としてこの研修に参加してしまっていましたが、講演を聞きワンモアステップは誰にでもでき小さなことから始めることが大切だということが分かりました。またパネルディスカッションでは実際に経験された方々の声が聞けて大変参考になりました。課題を前向きに取り組み、キャリアに明らかにプラスになっていて素晴らしいと思いました。
社会や産業構造の変化と働き方の変化に追いつくため、急に仕事の難易度を上げられ、大変な努力をし覚悟を持たなければならず、またそうあるべきと期待されていると、恐れとともに考えていました。今回の研修でワンモアステップを積み重ねる考え方を知り、一歩づつ自分なりに広げていけば良いのだと前向きに納得することができました。

 

今回のセミナーは「プレキャリア塾」と位置付けられており、プレキャリア塾で意欲を持った一般職社員は今後「キャリア塾」に進み、更なる管理社員の育成を推進していきます。

SHARE

研修事例一覧へ戻る