ダイバーシティ研修

よくある課題

  • 管理職が女性特有の年代ごとのキャリア発達・ライフ課題を理解していない。
  • 今後増えてくる40代・50代女性社員のマネジメント方法が手探りである。
  • 若手女性社員が将来のキャリアイメージを描けていない。ライフイベントと仕事の両立について不安を抱えている。
  • 中堅女性社員が管理職になる事に対して消極的である。
  • 非管理職のベテラン女性社員が硬直化し、パフォーマンスが最大限に発揮されていない。

問題・背景

女性ミドル・シニア社員の増加で、女性活躍推進は次のステージへ

女性活躍推進法の施行により女性の社会進出は進み、課題であったM字カーブも解消へと向かっています。共働き世帯の増加により夫婦間での分業や両立ノウハウも浸透し、女性にとっては働きやすい社会が一見実現したようにも見えます。
しかし一方で、女性特有の健康問題やライフステージごとの課題への対応などは「変える事の出来ない事実」として存在しています。

また女性労働人口の増加により、40代50代女性社員が今後爆発的に社内に増える事が予想され、女性活躍推進の施策のありかたも大きく変化を遂げる時代が到来しつつあります。

組織心理学では組織コミットメントには、「この会社にいたい」という感情的要素(Want to)、「この会社にいた方がメリットがある、会社にいる必要がある。」と感じる継続的要素(Need to)の2つが重要であると言われていますが、女性社員の場合には加えてライフイベントへの対処実感(Handle)を得ることが必要不可欠であるとリプロキャリアは考えています。

女性の組織コミットメントに必要な3要素

これまでの支援は20代・30代が中心でしたが、今後は若手からミドルシニアまで各年代ごとの女性特有のキャリア課題・ライフ課題に対応することが女性活躍推進の次の一手となるでしょう。

研修カテゴリー

女性社員向け
キャリアとライフの両立研修

仕事と家庭の両立、不妊治療、シングル女性の特有将来不安など、男性社員以上に人生の不安を抱えながら働く20代・30代。ベテランや管理職への期待と、更年期など心身の変化を感じる40代。キャリアの天井を感じながら、プライベートでは子供の独立や親の介護など、家庭の問題を抱え込みやすい50代。
本研修では特に女性に低いと言われている自己効力感や自己有用感を高め、パフォーマンスを最大限発揮するための道筋を考えていきます。

研修の特徴

  • 自身の強みの再確認、等身大の自己の認識
  • 世代別・キャリアとライフプランの両立の為に必要な知識
  • 他者からの支援の受け方を学ぶ
  • キャリアプランの作成

年代別・フェーズ別に課題を伺い、研修コンテンツをカスタマイズいたします。

管理職向け
スポンサーシップ研修

女性活躍推進の影響により、増加した女性社員。女性が働くことが当たり前になり、フェアやケアの考えも浸透してきた女性社員へのマネジメント。しかし依然として、キャリアとライフイベントの両立という大きなテーマは変わらず女性社員に大きな課題としてのしかかっています。
また今後は、更年期などの健康問題・介護などの家庭問題・昇格の天井など、様々な課題を持つミドル・シニアの女性社員が増えてくるため、より細やかなマネジメントが必要となってきます。本研修では女性社員のライフステージごとの課題に配慮しながら、女性社員のパフォーマンスを最大限に引き上げる為のスポンサーシップの在り方について考えていきます。

研修の特徴

  • 女性社員の年代ごとのキャリア課題・ライフ課題について考える
  • アンコンシャスバイアスを知り、目の前の部下と向き合う
  • キャリア相談の手法を学ぶ
  • 自分のコミュニケーションスタイルを知り、部下との対話に生かす。