公開セミナ実施レポート【女性取締役・役員・部長の育成に必要な4つの要素とは?】6か月間の伴走支援プログラム Ready For Leadership
8月25日に開催された【女性取締役・役員・部長の育成に必要な4つの要素とは?】6か月間の伴走支援プログラム Ready For Leadership~セミナーレポートをお送りいたします。
本セミナーでは、人的資本経営元年ともいえる今年度の株主総会を終えた後に様々な上場企業様に女性上級管理職(取締役・役員・部長)の育成についてのヒアリングを実施。それによって誕生した「Ready For Leadership」のリリース及びサービスのご紹介として開催されました。
女性上級管理職を増やすうえで考えるべき4つの「壁」
本セミナーではまず、各企業様のヒアリングを重ねる中で見えてきた4つの「壁」についてご紹介。
- 多くの人が、ダイバーシティに納得していない。女性・上司・経営層、誰も必要性を理解しておらず、反発や無理解がある。
- 昇格は女性の頑張り次第、と思われている。アンコンシャスバイアスや性別役割分担などの構造的な問題への無理解がある。社会的な問題が個人の頑張りの問題へとすり替えられている。
- 女性だけがダイバーシティの当事者の責を負わされている。ダイバーシティのミッションを期待されるのは女性のみ。このままでは、多勢に無勢で声を上げ続ける負担を女性にかける事になる。
- それにもかかわらず、管理職登用後の支援がない。管理職に昇格後のキャリアは「本人次第」の状態になっている。
この4つの壁については多くの企業様で「まさにそのとおり」との感想をいただいており、これまでダイバーシティの主流であった「女性本人に頑張ってもらう」施策に加え、社会の構造や会社の風土そのものを少しずつ変えていく必要があるのではという対話がなされました。
4つの壁を取り去るために必要なエッセンスとは
その上で、弊社にて4つの壁を取り去るために必要なエッセンスとして下記の点についてトークをさせていただきました。
- 女性本人の、ゆるぎない自己と高い視座のリーダーシップ(人材開発)
- 上司・経営層のダイバーシティへのコミットメント(組織開発)
- 本人のダイバーシティへのコミットメント
- 継続的に続く仲間やロールモデルとの交流
その上で、これらを実現することにより女性上級管理職の育成を推進していくことが可能であるとの思いから、「Ready For Leadership」のサービスのご紹介をさせていただきました。
【Ready For Leadership 講座概要】
期間:2023年11月~2024年4月 (全6回、いずれも10時~16時を予定)
形式:各企業より派遣された受講者が参加する、異業種交流型研修。初回のみオンライン、2回目~6回目は東京にて現地開催。
対象者:課長職(相当)以上の女性管理職で、次のステージ(部⾧・役員・取締役)への昇格を目指したい/期待されている方
【資料ダウンロード】
女性上級管理職の育成をお考えの企業様向けに、資料を配布しております。資料をご希望の方は、下記リンクよりお願いいたします。
https://forms.gle/s2dw42aQgE8LZHkg6
タグ: 女性活躍, 女性管理職